
ホスピス・緩和ケアの出会い
大学では剣道だけではなく、剣道部OBの紹介でホスピス・緩和ケアに出会う機会に恵まれました。大学卒業後の初期研修中、担当した癌終末期患者との出会いがきっかけとなり、緩和ケア医としてホスピスで勤務してまいりました。
ホスピスでは症状緩和だけではなく、患者の希望を叶える手伝いや心残りが少なくなるような関りを行ってきました。季節の行事を一緒に楽しんだり、外出に付き添ったこともありました。本人の希望が少しでも叶うように、穏やかに過ごせるようにお手伝いしたいと願っています。
またホスピスでは主にがん患者を担当してきました。しかし疾病に限らずどのような患者に対してもホスピス・緩和ケアを提供したいと考えるようになり、その機会に恵まれる在宅医療に挑戦する決心をしました。
在宅医療の現場では癌患者だけではなく、多くの非癌患者を担当してきました。慢性心不全や呼吸不全、神経難病の患者も担当して参りました。さらに在宅医療に携わるうちに、緩和ケアだけではなく、自宅で生活する高齢者を支えることに魅力とやりがいを感じるようになりました。
診療所が大切にしてること
うぐいす在宅診療所では
尽力します。
②高齢者の生活を支えます。認知症や慢性疾患を患い、自宅療養が必要な方々に在宅医療を
提供します。
どのような方が対象になるのか、様々な疑問があると思います。ぜひ一度ご連絡いただき、ご自宅での生活を一緒に考えていければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
うぐいす在宅診療所 院長 岡本宗一郎
うぐいす在宅診療所について


「うぐいす在宅診療所」の名前の由来は、鳥のうぐいすから来ています。
ウグイスは漢字では「鶯」と書き、春の野山で「ホーホケキョ」と鳴くので有名な鳥です。
綺麗な鳴き声のうぐいすは、春を告げる鳥「春告鳥」として知られており、吉兆の鳥とされています。
また浜松市の鳥として定められており、皆様もよくご存じのことと思います。
私たちは、在宅医療の訪れを告げるうぐいすとして、そして少しでも良い時間を提供できるような
診療所になりたく、このような名前を付けました。